クリぼっちって何のこと ?
聞き慣れない方もいるかと思いますが、クリぼっちとは、クリスマスで一人ぼっちで過ごすという意味を指しています。
若者の間でクリスマスといえば、好きな相手とのクリスマスデートがやはり定番と言えるでしょう。
日本人は、海外のイベントやお祭りをうまく取り入れて、日本独自のお祝いにしてしまうのが上手な国民性があります。
クリスマスも同様で、家族でクリスマスツリーを囲んで、だんらんのひと時を過ごされる方や、恋人との食事やプレゼント交換にと、今や1年の中でも大切なイベントとなっています。
特にこの時期は、街の中もイルミネーションやツリーで華やかに彩られ、いや応がなしにクリスマス色に染まってしまうのは何も貴方だけではありません。
そもそもクリスマスとは
クリスマスが、キリスト教の関連する行事だということは、誰しもご存じのことと思います。
もともとクリスマスは、一部の教派が行うイエス・キリストの降誕祭だったもので、一家だんらんの家族で祝うものでした。
日本に、クリスマスが受け入れられたのは明治以降のことで、12月25日の大正天皇崩御に伴い、この日が国民の休日に選定されたことがきっかけでした。
昭和に入ると、こうしたクリスマスを利用したイベントや商売が行われた為、国民の間に自然と定着していったのです。
日本には、キリスト教徒が少ないため、宗教色はあまり見られず、プレゼントを贈る為の行事として、ロマンティックな男女の愛の祭りとして、認知されるようになっていきました。
日本人のクリスマスの過ごし方
前述のように、本来クリスマスはキリスト教徒の宗教行事でした。
が、そこは何でも受け入れて、自分流にアレンジするのが得意な日本人のこと、日本で行うクリスマスは大きく二分されることになります。
一つ目は家庭で、お祝いするクリスマス。
いわゆる、サンタクロースが、よい子たちにプレゼントを贈る日としてです。
そしてもう一つが、カップルが愛を語り合うひと時としてのクリスマス。
実際の統計では、家族で過ごす、あるいは家でのんびりするが7割近くに上るようです。
しかし、現代の独身男女の願望としては、半数近くがクリスマスは恋人と過ごしたいと考えているようです。
また、クリスマス日のために、恋人探しをするといった若者も増えています。
クリぼっちでも楽しめる過ごし方
一人で過ごすクリスマスは、とてもつまらないものとお考えの貴方、考え方を改めなければいけません。
なぜなら、クリぼっちでも楽しめる過ごし方があるからです。
都内でお勧めなのは、六本木ヒルズや日比谷公園、恵比寿ガーデンプレイスなどで行われるクリスマスマーケットです。
イルミネーションの中、雑貨やドイツ料理がずらりと並ぶ会場で楽しめます。
また、カフェなどで、その日しか味わえないディナーは、心もおなかも満たせてくれます。
そしてもう一つお勧めなのが、思い切って一人旅を行うというものです。
一人でも楽しめますので、温泉とお料理&観光、充実した1日を過ごすことができます。