ネイルサロンの概要
成人女性なら、誰しも一度は経験のあるネイルサロンですが、ネイルサロンはネイルアートだけではなく、爪や指先のケアなどのお手入れの専門家であることをご存じでしょうか。
お洒落を演出するネイルアートですが、ネイルサロンに行くことにより、様々なメリットを受けることができます。
実際に、ネイルサロンで行われるネイルケアは、素人には到底できないような、プロによる優れた技術で様々なケアを施してくれます。
こうしたケアによって、指先のささくれができにくくなり、無駄な角質を取ってくれますので、常に指先をきれいな状態に保つことができます。
また、爪が乾燥しにくくなるのも、ネイルサロンならではのメリットです。
ネイルサロンの基本的なお仕事
ネイルサロンでの、基本的なメニューは以下の通りです。
・甘皮の処理を行う
・爪の長さや形を整える
・爪の表面を磨く
・爪の保湿パックを行う
・手全体のマッサージをして手や指、爪などのお手入れをする
・マニキュアを行う
・ジェルネイルによって爪の補強を行う
・爪の装飾などネイルアートを行う
これらが、ネイルサロンでの主な業務となりますが、一般的にこれらの作業を施術と言っています。というのも、ネイルサロンでは、あくまでも爪や指先のメンテナンスが主体で、装飾など爪を美しく見せる作業は、二次的な作業と考えるからです。
つまり、お医者さんのように、爪や指先の状況を見ながら、適した施術を行っていいくのがプロのネイリストの仕事です。
爪や指先のトラブル
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、爪は髪の毛と同様、ケラチンといったタンパク質の一種が主体で作られています。
ちなみに、皮膚の主な成分はケラチンとコラーゲンで、爪や髪の毛と共通する部分も多いと言われています。
特に水分の保湿は、爪や指先のケアには欠かせないもので、爪に塗るマニキュアは、爪を保護すると同時に、爪を美しく見せるためのコーティングとして使用されています。
しかし、適切なケアを行わなければトラブルの原因ともなりかねず、爪の変色や割れやひびなどの主な原因ともなってしまいます。
このようなトラブルを避けるためにも、ネイルサロンの存在は必要不可欠で、爪や指先などの定期的なメンテナンスが必要なのです。
やりがいのあるネイルサロンの仕事
最近では、女性のみならず、男性でもネイルサロンを利用する方が増えています。ネイルサロンでは、常にお客さまの指先や爪のチェックを行い、そのメンテナンスを主体としています。
そして同時に、常に最新の流行を研究し、技術やデザインを生かしつつ、自分のセンスを磨きながら、お客さまに喜んでもらえるのが、最高のやりがいと言えるものです。
爪や指さきのケアが主体ということもあり、以外に地味な仕事の積み重ねですが、何事もコツコツと行い、努力や研究を怠らない方がネイルサロンの仕事に向いています。
ネイリストの技能検定もあり、将来のネイリストを目指すのなら、アルバイト可能なネイルサロンを見つけてみてはいかがでしょう。