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本物の起業家ってなんだろう

本物の起業家とは

本物の起業家とは何でしょうか。
お金を稼げる人や人生の成功を収めた人などを考えてしまいますが、どれも違います。結果的にでなはく根本的な考え方に注視すれば、答えが見えてくるでしょう。
ここでは対比するために本物の起業家と偽りの起業家で表現します。
何がどう違うのか、以下で詳しく説明します。

目的が大切

本物の起業家とは、目的を達成するために動いた結果です。
例えばハーバード大学在学していた現Facebookの共同創業者兼会長兼CEOであるマーク・ザッカーバーグは、同じ講義を履修している人を見つけられるように「Coursematch(コースマッチ)」というプロジェクトを立ち上げました。
このように「あったらいいなと思うものがなかった」「あれば便利だと思うものを作っている人が誰もいなかった」などを考えて、最終的に自力で実現する目的を作成します。

つまり、本物の起業家は何か成し遂げたい目的を達成するためには、起業する以外の方法がなかったと言えるでしょう。
目的があると周りは手伝おうと協力し、次第に人を惹きつける魅力的な人物になります。

起業が目的になっているかも

本物の起業家は「目的を達成したい!」と考えた結果、起業せざるを得ませんでした。それに比べて偽りの起業家は、起業という言葉に惹かれて企業が目的になっています。
つまり本物の起業家にとって起業は手段であり、偽りの起業家にとって起業は目的なのです。
偽りの起業家になってしまう原因は、「起業する自分は天才でかっこいい」「社長とよばれたい」という世間体を優先することで起こり得ます。
すると偽りの起業家はクリエイティブな思考ができなくなって経営が困難になり、無理した激務で会社を存続させようとするのです。

起業するなら未来を見据えろ

本物の起業家がどんなものかがわかりましたが、偽りの起業家でも本物の起業家になることができます。
方法はターゲットを決めて、どんな価値を提供するのかを言語化することです。HARMの法則によって人間は健康、将来、人間関係、お金の悩みが尽きません。

例えば60代が健康について悩み、食べる量が減って1日に必要な栄養分を補給できなくて困っています。
そんな悩みを解決するのが、おいしくて飲みやすい青汁です。
このように誰がどんな悩みを抱えていて、自分はどのように解決してあげられるかの未来を見据えてください。

会社を建てなくてもいい

ここまで見た人は、「何か成し遂げようという目的の言語化ができない」という悩みを抱えていることでしょう。
それでも起業して会社の社長になりたい衝動があるのもわかります。
しかし、無理して会社を建てる必要はありません。

就職するのも決して悪いことではありませんし、現代では趣味や娯楽で成し遂げたいものを実行する人が多い傾向です。
例えば、趣味が旅行だとして日本一周を成し遂げようとしても、自分のための行動なのでお金になりません。
しかし、その行動をYouTube動画で配信ですれば収入が見込めます。
何かを成し遂げたい目的が人の悩みを解決するものに直結しなくても、起業は可能です。