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学生起業の成功事例は多かった

学生起業の成功率は高い?

学生起業とは、大学生や専門学校生、あるいは高校生など、学生のうちにビジネスを始めることを指します。
その形態はさまざまで、Webサービスの開発から飲食店の運営、アプリケーションの開発、または自分自身のスキルを活かしたコンサルティングなど、多岐にわたります。
学生の初めての起業が大きな成功を収める例も、少なくありません。

では、具体的に学生起業の成功率とはどのぐらいなのでしょうか。
実は、起業における成功率は一概に言えません。
特に学生起業においては、成功率や失敗率といったデータがそもそも存在しないため、一般的な起業の成功率を参考にするしかないでしょう。

たとえば、2017年版の中小企業庁による白書によれば、全体の生存率が81.7%とされています。
この数字を参考にすると、学生起業が必ずしも高いリスクを伴うわけではないようです。
ただし、学生起業にはいろいろ未知数な要素があるので、起業したとたんに課題にぶち当たって頓挫するというケースがあるのも事実です。
それでも成功事例が多く伝わってくるわけですから、学生であっても十分に成功する可能性があると言えるでしょう。

学生起業の成功事例

株式会社Progateは、東京大学の学生が在学中に立ち上げた会社です。
この会社では、プログラミング学習を手軽に、しかも効率よく学習できるようなオンラインプラットフォームを提供しています。
プログラミングの環境構築やインストールなどの手間のかかる作業をあらかじめやってくれるため、初心者でも敷居が低く、気軽に学習をスタートできる点が受けています。
実践的なスキルを磨くためのプロジェクトも豊富で、国際的にも展開しており、日本だけでなく世界中にユーザーがいます。
2023年9月時点の情報によると、登録ユーザー数は世界で2,000万人を超えるほどだそうです。

次に、株式会社Gunosyです。
この会社も東京大学の学生が在学中に設立しました。
具体的には、AI技術を駆使してユーザーごとに個別に最適化されたニュースを提供するサービスを展開しています。

複数のジャンルにまたがり、自分の興味に合ったニュースを効率良く集められるというのが魅力です。
シンプルなデザインとユーザーフレンドリーなインターフェースで、特に20代から30代の若い世代に支持されています。
2023年9月時点の月間アクティブユーザーは約3,000万人と、日本を代表するプラットフォームの一つと言えるでしょう。

最後に、株式会社Candleです。
こちらも東京大学の学生が在学時に起業した会社で、女性向けのWebメディアを運営しています。
美容、ファッション、ライフスタイルなどの分野で活躍する女性の、リアルな声を伝えるメディアとして注目の存在です。