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  3. 起業する前に就職すべきか

起業する前に就職すべきか

就職のメリット①金銭

就職すると金銭面のメリットが得られるのが特徴です。
就職すると必ず給料をもらえます。
自営業やフリーランスのように仕事量に応じて給料が変化しません。
ミスをすれば減給になるおそれがありますが、それでもお金は得られます。

入社すればおよその収入源がつかめてくるので、計画的にお金を使うことでできます。
収入が安定すれば仕事や趣味、娯楽など一点集中ができるため、メリハリがついて心の余裕が生まれてくるでしょう。
また、納税が会社が管理してくれるので便利です。

自営業やフリーランスになると経費を計算して、税務署に自己申告しなければなりません。
手続きも面倒で時間もかかるため大変です。
しかし就職すれば、税金分の金額を差し引いて給料が与えられます。
そのため、就職すれば納税の手間が省けて便利です。

就職のメリット②キャリア

就職するとキャリアが積み上がります。
ビジネスは企業や個人の悩みを解決するものなので、自分一人では出会えなかった機会に出会えるでしょう。
例えば、飲食店に就職して料理する仕事だと思っていたのに、問屋と交渉したり食材の産地を訪問したり、いい意味で思っていたのと違う仕事ができます。

すると今まで見えなかった世の中の経済的流れが理解でき、知見や想像力が広がるのが特徴です。
また、キャリアを積み重ねる上で、社員や他の企業のサポートが助けてくれます。
孤独で働くことはないので、何か困ったときに報連相できる相手がいるのが魅力です!

就職のメリット③サポート

就職するときに福利厚生を重視するのはよく聞く話です。
家賃手当や食事補助、退職金などさまざまな恩恵を受けられます。
仕事以外の負担を会社が担ってくれるので、ストレスを小さくして仕事に集中できるのが魅力です。
起業すると労働対価しかもらえませんが、就職は労働対価プラスアルファ暮らしの一部を支えてくれるため、居心地のいい場所と言えるでしょう。

就職してから起業のメリット

起業する人は就職してキャリアを積み上げた人が多く、就職していた時の人脈を駆使している人がたくさんいます。
起業をしたいと焦らなくても、人脈を作ってからのほうがビジネスの調子は上がるケースが多いです。
例えば人材派遣の会社に勤めていた社員が、会社を辞めた後に自分の会社を立ち上げて起業したとします。

しかし、働く人材が足りなくて仕事がうまくいきません。
そこで以前勤めていた会社に人材派遣をお願いすれば、両方にメリットが発生してビジネスがうまくいきます。
また、起業すれば自分が社長なので、就職していた時は精神的かつ肉体的な疲労で思考停止で働くことがありません。
自分の意思で誰にも縛られることなく、大胆な行動ができて大成功を収めることでしょう。