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成績開示でGPAという指標があったので調べてみました!

GPAとは?

GPA(Grade Point Average)とは、欧米でよく取り入れられている大学の成績の指標のことで、特殊な方式で算出された成績評価の事をさします。
日本では元々取り入れられる事はなかったんですけど、最近では日本の大学でもこのGPAが取り入れられる事が増えて、終活の時なんかもGPAの値が見られる事が増えているようです。
>> GPAとは? 成績の計算方法や就活との関係性を解説

それぞれの成績にポイントがついていて、そのポイントを元にGPAが算出されるんですけど、例えば、Aや秀評価の場合は4ポイント、不合格だと0ポイント、みたいに、成績にそれぞれポイントを割り振っています。
大学によってポイントの数値が変わるみたいで、多い所だと一番成績が良いポイントを4~5ポイント、不合格が0ポイントとしている所がほとんどです。
成績ごとにポイントを合計して、合計単位数で割った数字がGPAとなるので、1つ1つの成績を見るというよりも、全体的な総合評価をしてもらえるのが、GPAの良いところだなぁと思います。

GPAの見方と重要性

最初にGPAの仕組みを聞いたときは、へぇ、苦手な教科と得意な教科を上手く平均に持っているし良いなぁなんて思ってたんですけど、意外とそんな事もないみたいです。
大学によってもGPAの平均値って変わるみたいですけど、大体平均が2~2.7程度の所が多いみたいで、これだけの平均値を取るとなると、全体的に3~4はとっておかないと厳しいみたいですね。
アメリカの大学なんかでは、2未満の場合は退学を勧告されるみたいで、ひぇーって感じですけど、日本ではそこまでではないものの、卒業するためにはそれなりの成績を取らないといけないんだとか。

日本でも目安としているGPAの数値があって、あまりにも成績不良の場合は、何らかのペナルティが科される所もあるみたいです。
特待生だったりする場合は特に、特待生取り消しなんかもあるそうで、かなりシビアなんだなぁと思います。
アメリカみたいに退学を勧告されるみたいなケースは今のところ無いみたいですけど、常に高い数字を取れるように、大学のうちから対抗措置を取っている所もあるんですね。

日本でも最低の目安としているGPAが設けられていて、大体の大学で2が目安とされています。
ある程度は不得意分野も得意分野で賄えそうな数値ですが、少しでもミスをするとGPAが大幅に下がってしまう場合もあるみたいなので、注意しないとですね。
有名大学で有ればあるほど、1つの課題を出さなかっただけでポイントが大幅に下がる何てこともあるみたいなので、油断は出来ません。

就活でのGPA

アメリカのみならず、近年では日本国内の企業を就活するときにも、GPAの値の提示を求められる事が多いみたいです。
へぇーそうなんだぁと人ごとのように見ていたんですけど、4年間を通じてのGPAなので、どこか中だるみしていたような時期があっただけでも致命的。
毎年平均でも3以上は取っておかないと不利になっちゃうそうなので、注意しないといけないなぁと気を引き締めた所です。

アメリカの大企業の場合は最低でも3.7のGPAがないといけないという所も多いみたいで、日本の外資系企業の場合は、それがそのまま求められる事も多いんだそう。
外資系を狙っている人は、お早めにGPAを上げる努力をしておくことをおすすめします。

日本の就活の場合はアメリカに比べると、まだそこまではGPAを重要視している訳ではないですけど、やっぱり高いに超したことはないですね。
大学4年間を通じてどれだけしっかり勉強してきたのか、一種の判断材料になる部分でもありますので、人間性を汲み取る材料として重宝している企業もあります。
もちろんそれだけが判断材料にはならないみたいですけど、最初の書類選考の段階で、GPAは1つの判断材料になるみたいです。

基本的には平均値であれば大抵の企業は気にしないみたいですが、あまりにもGPAが低いと、この子は一体大学で何をしてきたんだろうと、ちょっと人間性を疑われてしまうんだそう。
数字だけで判断しないで、と思うところではありますが、やっぱり4年間を通じて残っている成績って、それなりに大切な判断材料なのかもしれませんね。
4年間って決して短い時間ではないですから、企業側も優秀な人材を確保するために、判断材料の1つにしたいんだろうなぁと思います。

今後益々GPAを重宝してくる日本企業も増えてくると思いますので、出来るだけ高くしておくに超したことはなさそうです。
システム上、どうしても一朝一夕でどうこうなる数字じゃ無いので、コツコツ勉強しつつ課題もしっかりと提出しつつ、もちろん授業にもしっかり参加をしつつ、GPAを上げる努力をしていきましょう。
不得意な必修がある場合は、得意科目で補えるように科目選択を工夫することも大切です。